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婦人科 ~良性から悪性疾患まで機能温存・低侵襲手術を提供します。~



 

 当科で行っている腹腔鏡手術は一番大きな創部は臍のくぼみを利用して目立たなくし、その他に5mmの小さい穴で行う非常に体の負担の少ない手術です。

 良性疾患では卵巣腫瘍、子宮内膜症、子宮筋腫(筋腫だけ取る手術から子宮全摘)、異所性妊娠、排卵障害(多嚢胞性卵胞症候群)などに行っています。

 悪性疾患では現在のところ初期の子宮体癌は保険での診療が認められており、当科でも行っております。

 入院期間は術後経過に問題なければ1週間弱ですが、更に短期間を希望される場合はご相談ください。

 また、当科では子宮鏡下手術も数多く行っております。これは子宮の中にカメラを入れて子宮の内側から病変を切除する方法です。

 子宮内腔に飛び出た腫瘍しか切除できませんが、お腹に傷はできず、1泊2日の短期間で治療が可能です。

 

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 当科では基本的に各診療ガイドラインを準拠して診療しております。

 しかし患者様個人は様々であり、治療方法も一般的にBESTなものが、必ずしもBESTとは限らないことがあります。

 

 「 Shared Decision Making ( 治療方法の選択肢を医師と患者様で共有し、一緒に方針を相談して作り上げる ) 」の精神をもって患者様個人個人に個別で対応いたします。

 

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 年間、数多くの学会(日本産婦人科学会・日本癌治療学会・日本婦人科腫瘍学会・婦人科癌会議・日本産婦人科内視鏡学会他、多数)に参加し、常に最新の情報を取り入れています。

 また新しい技術の取得の為、他施設(倉敷成人病センター・東京医科大学他)への見学・研修を行い、up date した技術を習得しています。

 

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 子宮鏡下手術・子宮頚部円錐切除術(子宮頚癌子宮温存手術)等の小手術は基本的に1泊2日で行っておりますが、日帰りも可能になりました。また、腹腔鏡手術も短期入院化を図っております。

 子宮頚部円錐切除術は日帰り手術を始めました(現在のところ月曜日のみ)。LEEP ( リープ ) という簡易な方法で日帰りで行っている施設がありますが、ガイドラインでも症例が限定されており、切除範囲が大きくなりすぎたり、取り残したりする場合があります。当科で行っている円錐切除は子宮の出口の形に合わせて切除する本来の方法で行っております。

 腹腔鏡下手術は基本的に前日入院で、手術翌日から数えて4日以降の退院としており、計1週間ほどの入院で行っておりますが、多嚢胞性卵胞の排卵障害等の腹腔鏡下手術では3~4日での退院も可能です。ご相談ください。

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 多嚢胞性卵胞は機能しない多数の嚢胞(水のたまった袋)が卵巣に形成され、排卵しにくくなる疾患です。不妊症の原因となりますが、排卵誘発剤等の薬を使っても排卵しにくいことがあります。

 卵巣の表面からこれらの嚢胞を破裂させてしまう方法が有効とされています。

 不妊症で通院中のクリニックからご紹介頂いて対応しています。成績は良好で当科で手術後に紹介元のクリニックで妊娠され分娩された患者様も多数おられます。

 腹腔鏡で短期間入院で行っています。

 

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 化学療法や放射線療法の重篤な副作用の多くは早期対応が重要です。

 

 当科で化学療法や放射線療法を入院で行う場合は専門の10階A病棟で行っています。ほぼ毎日多数の化学療法を行っている病棟なので、 スタッフの経験も非常に豊かです。

 

 病棟は高層で風景もよく、12階の展望ラウンジにも近く、リラックスして治療して頂けるように心がけています。

 

 

 がん看護専門看護師、がん専門薬剤師、緩和チーム等と協力し、副作用を最小限になるように管理します。

 時間の短い化学療法や通院が可能な方の放射線療法は外来で行うこともできます。患者様のお仕事や行事への影響を出来るだけ少なく行えるように治療スケジュールを相談して行います。

 

 

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◆診療概要

 婦人科腫瘍、特に悪性腫瘍では女性特有のデリケートな問題を扱うため、患者さまごとに特に丁寧な対応が必要と思われます。そういった、患者さまのニーズにお応えするために専門外来としての婦人科腫瘍外来を開設いたしました。

 疾患の治療・管理方法は一つではなく、患者さま個人に個別に対応する必要があります。患者さまとその家族の方と一緒に治療方法を作り上げていく外来です。

 スタッフ病理医診断医が常駐し、放射線治療施設を有するため、ほとんどの婦人科疾患に対し、最先端の対応ができる体制となっています。

 

◆対象疾患

 悪性腫瘍中心とする婦人科腫瘍全般{子宮(頸部・体部)、卵巣、卵管、膣、外陰部など}

 ・悪性疾患の診断・治療方針の相談

 ・悪性疾患の再発時の治療方針の相談

 ・良性その他の腫瘍性疾患の診断と治療方針の相談

 ・外来精密検査
   コルポスコープ :子宮頸部の異型細胞~癌の診断に用います。
   子宮鏡 :子宮体部(子宮の内側)の異型細胞~癌の診断に用います。
   腹水穿刺 :治療的な意味で行う場合もあります。     等

 ・リンパ浮腫の治療・経過観察(基本的に院内発症のみ)

 ・HPVワクチン
   子宮頸癌の原因とされている“HPV”の検査・ワクチンの適宜相談を行います。
   ただし、当院の地域医療への役割上、公費負担での投与はお受けできません。
   当科は臨床試験「OCEAN study」に参加しています。

 ・セカンドオピニオン

 

◆スタッフ紹介

   永井 景(ながい あきら) 大阪はびきの医療センター婦人科部長

 平成8年 奈良県立医科大学卒

{専門分野} 婦人科腫瘍学、産婦人科全般
{職   歴} 松原市民病院、済生会御所病院、奈良県立医科大学付属病院、静岡県立がんセンター
{専  門  医} 日本産科婦人科学会専門医、日本癌治療認定医機構癌治療認定医、
日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医、医学博士
{所属 学会} 日本産科婦人科学会、日本癌治療学会、日本婦人科腫瘍学会、日本産婦人科内視鏡学会、日本臨床細胞学会、日本周産期・新生児学会、婦人科悪性腫瘍化学療法研究機構会員

 

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 病理診断(顕微鏡の検査)は婦人科において非常に重要です。

 手術を含めた初回の治療方法から術後の治療方針まで病理診断で決まってしまうといっても過言ではありません。

 しかし病理診断は難しいケースも多く、診断医によって異なった結果となることもあります。

 当センターの病理診断科のスタッフは非常に優秀で、術中迅速病理診断(手術中の短時間で診断される簡易の病理検査)も可能です。

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 産科婦人科学は『周産期(妊娠・分娩)』、『腫瘍(婦人科)』、『生殖(不妊)』、『女性のヘルスケア』の4本柱とされていますが、『女性のヘルスケア』は最近になってその重要性が注目されるようになってきました。
 日本は世界有数の長寿国となりましたが、このため、昔は問題とならなかった、更年期以降の女性のヘルスケアが特に重要となってきました。
 閉経後、女性は骨粗鬆症と高脂血症が起こってきます。高脂血症による冠動脈疾患(心筋梗塞等)も問題ですが、脳梗塞や骨粗鬆症による骨折で寝たきりになってしまっては生活の質は著しく低下するといわざるを得ません。日本は「寝たきり期間」が世界でワーストであるという現実もあります。
 特に更年期以降の女性の体に起こる様々な変化を低侵襲な検査で管理して、患者様の健康寿命の為にお手伝いさせていただきます。

 

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 子宮頸癌は初期は症状が少ないですが、前癌病変の時期が比較的長く、定期健診が有効とされています。しかし、海外に比べて日本人女性の子宮頸癌の検診率は非常に低く、5割に達しません。
 発生年齢のピークが30歳と60歳台にあり、晩婚が進む日本人女性にとって大きな問題となっています。
 電話で予約が取れますが、検診のはがきを持参され、直接受診して頂くことも可能です。

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