診療科・部門のご案内

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臨床心理士

心理検査

 喘息はアレルギー症状を引き起こす抗原(例:ホコリ、イヌやネコの毛)への暴露や感染(例:インフルエンザ、風邪ひき)、身体疲労などによって症状が出現するほかに、精神的ストレス(例:友達づきあい、勉強、習い事などでの負担)で喘息発作が誘発されることがあります。喘息に影響する心理的な要因を調べるために、担当医が必要と判断した場合に、発達検査・知能検査、性格検査、親子関係テストなどの心理検査を行っています。

 

実施されている主な心理検査
Y−G性格検査 「はい」「いいえ」形式の質問に答えてもらうことで情緒の安定度、社会的適応性、活動性、社交性などを調べます。子どもの性格特徴を知ることで適切な助言、指導を行います。
SCT(文章完成法検査) 子どもが書き加えた文章から、病気(喘息)をどのように思っているか、努力していることや将来の目標、自信をもっていること、或いは、悩み、気がかりなことなど子どものこころの状態を理解します。
描画テスト 木や家、人の絵を描いてもらって、描かれた絵からこころの状態を調べます。
親子関係テスト 親子関係を親と子どもの双方から見てみることで、親子関係を振り返り、より良い関係を築くことに役立てます。

心理療法

 喘息治療では薬剤治療、環境の整備(ホコリの除去や受動喫煙の防止など)、身体のたんれん(規則正しい生活、運動など)、そして心理的サポートなどを総合的に行うことが必要です。喘息児のこころの安定や成長を図るために担当医が必要と判断した場合は心理療法を行っています。

 

実施されている心理療法
遊戯療法 遊びを通して行われる心理療法です。玩具が用意されたプレイルームで、1回4~50分の時間を取ってセラピスト(治療者)が子どもと遊び活動する中で、子どものこころの成長をはかり悩みや葛藤の解決を援助します。
箱庭療法 イメージを用いて行う心理療法です。セラピストが見守る中で、砂を入れた箱(タテ57cm×ヨコ72cm)の中に、人、動物、建物など様々な玩具を用いて自由に作品を作ります。心理的回復力(自己治癒力)の高まりと内面の視覚化による気づきによって、葛藤の解決やこころの成長を援助します。
カウンセリング 話し合うことによって行われる心理療法です。子どもの感情や考えを共感的に理解してこころの安定をはかり、問題の解決能力を高めます。又、問題解決に向けて支持、励まし、助言による援助を行います。