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気管支腔内超音波断層法(EBUS)

 EBUSは細径超音波プローブを気管支腔内に挿入し、気管支壁・壁外の輪切り像(短軸断層像)を描出する新しい手法です。つまり、EBUSを使うことにより気管支鏡施行時に、気管支壁、壁外をリアルタイムに把握する事が可能になりました。リアルタイムに把握することにより、診断率や安全面(出血等)が向上します。
 EBUSの適応は、①気管・気管支腫瘍の進達度診断、②腫瘍の肺動静脈への浸潤診断、③気管・気管支周囲のリンパ節描出・転移診断・TBNA(経気管支吸引針生検)施行時のガイド、④肺野末梢病変の位置診断・質的診断、があります。
 当院では2009年4月よりEBUS-GS法とEBUS-TBNAを一つで行えるOlympus社の機械を導入し、積極的に使用することにより、診断率向上に努めています。 

(Olympus社:院内採用機種)

 

(1)EBUS-GS法
 当院では以前より、気管支鏡の細さの異なるものを使い分け、また、生検時の器具(当院開発のSTAF等)を組みわせていく事により、高い診断率を得ることができ、国内外でその診断率について報告し高い評価を得ています。今回、EBUSにより、肺野末梢病変の腫瘍へ確実に生検器具が到達している事を確認する事が出来るようになり、更なる診断力が向上してきています。

 

(2)EBUS-TBNA
 今まで、盲目的に縦隔リンパ節や肺門リンパ節が腫大している人に、吸引針生検を実施していましたが、今回エコーを見ながらリンパ節の吸引針生検を出来る機械が開発されました。この機械の導入により、リアルタイムに直接リンパ節を画像上視認しながら針生検することができ、またリンパ節近傍の血管も避けることが出来ます。従来の方法と異なり、EBUS-TBNA採用後は安全面、診断面で共に今まで以上に向上してきています。