院長挨拶

地域に信頼され、 地域になくてはならない病院へ

大阪はびきの医療センター   院 長 山口 誓司

 日頃より当センターの運営にご理解・ご協力を賜り、ありがとうございます。当センターは、「地域に信頼され、地域になくてはならない病院」として、南河内地域の医療ニーズに応える総合的な医療の拠点病院として、さらに呼吸器、肺がん、アレルギー、感染症等の専門病院としての取組みを進めております。
 当センターは大阪府立結核療養所羽曳野病院として昭和27年に開院し、その後大阪府立羽曳野病院、さらに大阪府立呼吸器・アレルギー医療センターへと名称を変更し、平成29年に現在の大阪はびきの医療センターへと改称しました。その間、結核はもとより難治性の呼吸器疾患とアレルギー疾患の専門病院として高度専門医療に対応してまいりました。平成22年には大阪府がん診療拠点病院に、平成30年には大阪府アレルギー疾患医療拠点病院に指定されています。令和3年には大阪府より地域医療支援病院の承認を受け、南河内地域の基幹病院としての機能を提供すべく、院内整備を進めております。

 令和5年5月に新病院が開院して、高度専門医療を提供できる体制が整いました。呼吸器・アレルギー・感染症などの専門医療の強みを活かしつつ、地域の中核病院として、ロボット支援手術システムやハイブリッド手術室など最新鋭の医療機器を整備し、急性期医療やがん診療などの機能強化を図るとともに、患者さんの利便性の向上や療養環境の充実も図っております。
 今後も地域の先生方の御指導をいただきながら地域医療支援病院としての機能充実を図りつつ、南河内地域の医療の発展に寄与していきたいと考えております。今後とも御支援の程宜しくお願い申し上げます。