集中治療科

診療科の特色

  • 集中治療科では、臓器や疾患を問わず全ての診療科から重症患者さんを受け入れ、最新の知見に基づき先進医療技術を駆使した急性期集中治療を行うことにより、臓器機能を回復させ、患者さんを救命することを目的として診療を行なっています。
  • 日中は、集中治療科医師が専任し、各診療科主治医と協議のもとに診療を担当します(semi-closed HCU)。
  • 毎日集中治療科医師、看護師、各診療科主治医、呼吸サポートチーム、理学療法士、臨床工学士により多業種合同カンファレンスを行っています。患者さんの治療に関わる全ての業種・スタッフで患者さんの病態および治療方針に関する情報を共有し、より適切な治療が行えることを目指したチーム医療を実践しています。
  • 早期からの経腸栄養療法や早期リハビリテーションを導入し、さらに、人工呼吸管理中も睡眠の調節および日中積極的な覚醒下での管理による患者さんとのコニュニケーションを図ることで、患者さんを救命できるだけではなく、さらに、以前の家庭生活や社会生活が送れるレベル、ICU退室後の社会参加までを視野に入れた最良の回復を目指しています。