臨床法制研究室

ご挨拶

 大阪はびきの医療センター臨床法制研究室のホームページをご覧下さり誠にありがとうございます。当研究室は、平成28年4月より発足した、臨床現場を取り巻く法制度について研究、実践、アドバイスを行う研究室です。現在の日本において、予期せぬ疾病により突然不幸にして亡くなられた方々、残されたご遺族様に対して、医療機関の多くは適切に対処できているとは言えない状況にあります。言い換えますと、生前に受診できる医療機関は沢山ありますが、死後に亡くなられた方々が受診できる医療機関はほとんどありません。我々は、亡くなられた方々にも医療機関が寄り添えることが出来るよう、活動を行っております。
 第一に、入院中や救急搬送中に、予期せぬ疾病を発症し亡くなられた方々の支援を目的として、『医療安全支援』を行っております。他の医療機関に対する講演会や、症例毎のコンサルテーションを行うことで、主に医療機関に対して適切に亡くなられた方々に対処できるようアドバイスをしております。次に、自宅など医療機関外において予期せぬ疾病を発症し亡くなられた方々の支援を目的として、『死因究明支援』を行っております。警察捜査によって事件性は否定されるが亡くなられた転機が不明の方々に対して、検案及び剖検による検査を行いより正確な死因を検索することで、適切にお看取りできると考えております。
 府民の皆様の安心した暮らしに当研究室の活動がつながれば幸いです。

臨床法制研究室長
森田 沙斗武

 

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