医師募集

はびきの医療センターで働いてみたい呼吸器科の先生へ

はびきの医療センターの魅力を紹介します!

  • 呼吸器内科医師が多数在籍しているので、肺癌・感染症など様々な呼吸器疾患を経験できる!専門医取得には十分です。
  • 2023年5月に移転した新病院なので、とてもきれいな病院です。
  • 昔から気管支鏡検査に力を入れてきた病院なので、市中病院ではあまり経験できない手技も担当できる(クライオバイオプシー、局所麻酔下胸腔鏡検査など積極的に取り組んでいます)。最近ではコーンビームCTを併用した気管支鏡検査にも取り組んでいます。
  • 気管支鏡検査では、迅速細胞診を行なっています。検査中にhitしているかわかるので、とても安心!
  • 外科医・放射線科医の合同カンファはもちろん、病理医との合同カンファでフィードバックも行っています。気管支鏡検査、やりっぱなしではありません!
  • ICUがしっかり稼働しているので、挿管人工呼吸管理もできます。日中はICU専属医師がおり、夜間の診療体制も整っているので、主治医となっても負担が増えるわけではありません。希望があれば、数ヶ月のICU専属研修を行い、集中治療を経験できます。A-line確保・CVC挿入などもできます!(これまで経験数が乏しくても大丈夫!仲間が教えてくれます)
  • 結核病棟があるので、診断後に自分で治療する経験ができます(ちなみに、感染症内科医師が結核診療を主にしているので、受け持ちが結核患者だらけになることはありません)。
  • 喀血症例は、院内でBAE可能です。
  • 循環器内科、膠原病内科、皮膚科、消化器内科、感染症内科、腎臓内科など、常勤医がいるので相談しやすいです。
  • 完全当直制なので、退勤後の呼び出しはまずありません。
  • 当直明けは、自分の業務が終わればすぐに帰宅できる体制を整えています。有休をとることも、もちろん可能です。夏季休暇もしっかりとりましょう!働きやすい環境は大事です!
  • 学会発表、論文作成、希望があればお手伝いします。はびきのには経験豊富な先生がそろっています。
  • 細かいことは、病院見学の時にどんどん聞いてください!興味がある先生は、下記連絡先(どちらでもOKです)にお気軽にお問い合わせください。
     連絡先:呼吸器内科 森下裕 hmorishita058□gmail.com(□は@に置き換え)
         肺腫瘍内科 鈴木秀和 suzukih□ra.opho.jp(□は@に置き換え)

2023年7月作成

2023年6月時点 病院情報
病床数:405床(結核 45床)
医師数:呼吸器内科 + 肺腫瘍内科 + 集中治療科 14名
勤務時間:9:00-17:30(月-金)
当直:月3回程度(病棟管理、外来担当をおいており、一人当直ではありません)

呼吸器内科診療実績(2022年)
 入院患者数:753人(別にCOVID-19 222人 内科全体で診療)
 内訳:間質性肺炎 170例、COPD 87例、呼吸器感染症 313例(誤嚥性肺炎・NTM・COVID-19のぞく)

肺腫瘍内科診療実績(2022年)
 入院患者数:680人
 新規化学療法患者数:170例

気管支鏡検査実績(2022年)
 実施件数:230例
  コロナ禍以前は年間500例程度実施していました。COVID-19も5類となり、検査数を増やしていく予定です!
 可能な手技:EBUS-GS、EBUS-TBNA、ナビゲーションシステム、クライオバイオプシー、局所麻酔下胸腔鏡、EWS、コーンビームCT併用検査
 迅速細胞診:毎回実施!

<2023年4月-6月の検査実績>

GS-TBB、キュレット、直視生検 etc 36件
TBLB 11件
BAL 13件
EBUS-TBNA 10件
EWS 1件
クライオバイオプシー 4件
局所麻酔下胸腔鏡 3件
コーンビームCT併用検査 2件
異物除去 1件
観察・他 4件

他にICUでの気管支鏡検査もやっています

若手医師の声

卒後6年目

 私は医師5年目から、呼吸器専門診療の研鑽のため、当院へ研修に来ました。呼吸器専門病院として、日々充実した診療経験を積む事ができています。当センターを呼吸器専門研修として選択して良かったと考える点を3点紹介させていただきます。
 1点目は、幅広い呼吸器疾患を経験することができます。具体的には、感染症(細菌・真菌・ウイルス・結核)・びまん性肺疾患(間質性肺疾患・肺胞出血)・悪性腫瘍(肺癌・悪性胸膜中皮腫・胸腺癌)など、呼吸器の教科書に載っている疾患のほぼすべての疾患を経験させて頂いています。また、経験豊富なスタッフが多く、幅広い疾患に対して正確なエビデンスに基づいて治療をおこない、深く勉強することができます。
 2点目は、専門性の高い手技も習得することができます。気管支鏡検査では、基本的な手技に加えて、クライオバイオプシーや気管支充填術といった最先端の検査装置を使用し、習得することが可能です。
 3点目は、何と言っても全医療スタッフが親切で優しい点です。どんな疾患でも、医師一人では治療することはできません。チーム医療の質が患者様に直結することは言うまでもありません。垣根が低く他科の医師や他の医療スタッフ(看護部・薬剤部・リハビリ・ソーシャルワーカー)と迅速かつ密に連携し、質の高い医療を提供できていると感じます。
 以上、私が考える当センターのメリットを挙げさせていただきました。最後になりますが、本年度から新病院へ建て替わり、病院スタッフ共々、新たな環境でさらにモチベーションも上がっております。
 ご興味いただけた方は、一度当センターへ病院見学にお越しいただければ幸いです。

卒後5年目

 はびきの医療センターに入職してから4ヶ月ほど経ちました。当院での研修の魅力についてお伝えできたらと思います。
 まずは職場の環境についてですが、科内は風通し良くアットホームな雰囲気であり、バックアップ体制も整っています。科内全体のカンファレンス以外にも、少人数制のミニカンファレンスもあり、些細な事でも気軽に相談することができるため安心して診療に従事できます。更に今年(2023年)5月には新病院に移転し、最新の設備が整っていることは勿論、診療科も増えました。医局の座席も診療科問わずランダムであり、他科の先生と交流する機会も多くなり、コンサルテーションも一段とし易くなりました。
 症例に関しては、COPD、気管支喘息、睡眠時無呼吸症候群などのcommon disease以外にも、集中治療を要するCOPD急性増悪、ニューモシスチス肺炎、重症肺結核など専門性の高い症例も経験できます。他科の医師にご指導頂く機会もあり、その疾患をより深く理解できました。
 次に手技についてです。気管支鏡検査は週に2回、1日2-4件、上級医指導の下、若手が中心に担当します。その他にも、胸腔鏡検査・クライオバイオプシー・CBCT併用気管支鏡下生検などの専門性の高い検査も積極的に行なっており、術者として研鑽を積むことができます。
 当院はこのように職場環境・症例・手技ともに申し分なく、非常に充実した研修が期待できると思います。興味を持たれた方は是非当院に見学にお越しいただければと思います。

2023年5月に移転した新病院です
気管支鏡検査室
局所麻酔下胸腔鏡検査
クライオバイオプシー 常設しています
カンファレンスの様子