リハビリテーション科

呼吸リハビリテーション

呼吸リハビリテーションは、呼吸困難(息切れ感)の軽減や運動耐容能の改善を目的とした包括的治療です。
当センターでは呼吸法指導、呼吸筋トレーニング、排痰指導、動作要領(日常生活動作を楽に行う方法)などを組み合わせて換気効率の向上を図っています。
特に慢性閉塞性肺疾患(COPD) や間質性肺疾患の患者様を中心に、様々な呼吸器疾患を対象とし、患者様の症状に応じたプログラムを作成しています。
日常生活動作(ADL)の維持・改善のうえ、生活の質(QOL)を高められることを目指します。

運動耐容能検査

運動耐容能検査は、心肺機能や体力を客観的に評価するために行います。
当センターでは6分間歩行試験を実施しています。
リハビリの安全性を担保し、無理のない運動処方、治療効果の判定や長期予後の評価にも活用される重要な検査となります。
6分間歩行試験による客観的なデータに基づき、患者様に最適な運動療法を提案します。

在宅酸素療法指導

在宅酸素療法(HOT)は、呼吸不全の患者様に欠かせない治療法です。
導入時には、酸素濃縮器や酸素ボンベの使用方法について家庭内使用、外出、災害時の対応、旅行へ行く際の対応方法など様々なパターンに対応した説明を行っています。
また、外出時では身体機能や生活環境に応じた最適な酸素ボンベの運搬、携帯方法についてもご提案しております。
患者様とご家族が安心して在宅療養を続けられるよう、包括的に支援します。

超急性期からの早期離床

当センターでは病状に応じて入院直後からの早期離床・早期リハビリテーション介入を実施しております。
超急性期から関わることで、廃用症候群や合併症の予防を行い、機能回復を最大限に引き出すとともに入院前の身体機能が維持できるよう取り組んでおります。
また、リハビリ訓練室でのリハビリテーション介入のみでなく、ベッドサイドでの介入など、他職種と連携し一人一人の状態に合わせた離床プログラムを実施しております。

整形外科周術期リハビリ

整形外科領域の手術を受けられる患者様に対して、術前・術後のリハビリを実施します。
術前には関節可動域や筋力の評価、合併症予防、術後に備えた禁忌動作や生活動作指導を予め行います。
術後は廃用症候群や合併症の予防を図り、早期離床を促します。
また、訓練時期に応じて関節可動域訓練や筋力訓練、歩行訓練や日常生活動作訓練を段階的に行い、機能回復をめざします。
さらに、退院後の生活を見据えた自主訓練指導や在宅環境調整を行い、患者様が安心して社会復帰できるよう、チームで包括的にサポートします。

摂食・嚥下リハビリテーション

嚥下機能の改善、安全な食事環境の設定などを目的に言語聴覚士によるリハビリテーションを実施しています。
当センターでは嚥下造影検査、嚥下内視鏡検査ともに実施していますが、耳鼻科医師、歯科医師、歯科衛生士、看護師、薬剤師など多職種で回診を行っており、きめ細かい対応が可能となっています。