循環器内科

取り扱っている主な疾患

虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)
頻脈性/徐脈性不整脈(上室性頻拍・心房細動など)
心不全(高血圧、弁膜症、心筋症、不整脈などによる)
末梢動脈疾患(下肢閉塞性動脈硬化症)
静脈性疾患(肺血栓塞栓症・深部静脈血栓症)

 

主要検査/治療

 2023年5月新病院移転に伴い、心臓カテーテル検査、冠動脈造影CT検査や心筋核医学検査等の循環器系画像診断機器は全て更新し、心臓リハビリテーション評価に必須のCPX検査・心肺運動負荷モニタリングシステムも新規導入しました。専門性の高い検査/治療毎に、カテーテル専門技師/カテーテル専従看護師/生理機能検査技師/医用工学技士/循環器専門医などで編成されたチーム医療を構築し、①身体的負担の少ない非侵襲検査による迅速な評価、②病状に基づいた最適な治療方法の選択、③きめ細やかな侵襲治療を連動させています。

 

1)心臓カテーテル検査/治療
 集中治療室(ICU/HCU)と近接した手術室エリア内に、心臓カテーテル専用室を新設。手術部/麻酔科の協力のもと、急性心筋梗塞・不安定狭心症(急性冠症候群ACS)などの循環器系救急疾患のカテーテル治療(PCI)に対応しています。

*症例紹介(急性心筋梗塞):冷汗を伴う前胸痛が持続。緊急心臓カテーテル検査により、左冠動脈前下行枝の完全閉塞を認めたため、緊急PCIを施行。血行再建に成功(図1)し、患者さんは一命をとりとめました。

2)カテーテルアブレーション治療
 放射線部エリア内にもIVR専用カテーテル室を配置。放射線科の協力のもと、上室性頻拍や心房細動などの不整脈疾患のカテーテルアブレーション治療に対応しています。

3)冠動脈造影CT検査
 心臓を栄養する血管(冠動脈)の中が狭くなる病気を「狭心症」、詰まってしまう病気を「心筋梗塞」といいます。確定診断するには、入院して検査(心臓カテーテル検査)するしか方法がありませんでした。冠動脈造影CT検査なら、入院せずに、外来で/非侵襲で(体の負担が少なく)/ごく短時間で検査・診断することが可能です。

4)核医学検査
 ごく微量の放射性医薬品を注射し心臓に取り込ませて、心筋虚血や心機能、心筋細胞の活動状態を調べます。狭心症や心筋梗塞の重症度評価が可能で、カテーテル治療の適応・治療効果判定、心不全の治療効果判定や予後予測に有用な低侵襲検査です。
 最近注目されているパーキンソン病やレビー小体型認知症の診断にも応用しています。