整形外科
診療科の特色
- 部長の塚本は人工関節、骨粗鬆症治療を専門としております。
- 副部長の谷内は骨折などの外傷治療を担当しております。
- 2人の常勤医師が良いチームワークで患者様の治療を行っております。
- 非常勤の森口悠医師は脊椎疾患患者様の外来診察を担当します。
人工関節
股関節・膝関節の関節軟骨が擦り減って、痛みが強くなり、歩行に大きな支障のある患者様は人工関節置換術の適応となります。医療の進歩とともに手術のリスクは低減しています。人工関節は、先進国では平均20年以上長持ちする時代になっています。当院は2023年6月より最新のロボット支援システムを導入しました。患者様の健康寿命を伸ばすため、このシステムを活用していきます。
人工膝関節置換
術前
術後
骨粗鬆症
骨粗鬆症の治療は、将来の骨折予防のために重要です。骨密度のデータと血液検査の骨代謝マーカーの数値をもとに、それぞれの患者様に最適な骨粗鬆症薬を使います。状態が安定すれば、地元の開業医様に紹介させて頂きます。
外傷治療
常勤医師が2名とマンパワーに不足があるので、当院他科かかりつけ患者様中心に受け入れております。骨折や腱断裂の治療が可能です。関節鏡やマイクロサージェリーの技術を要する外傷は専門施設に紹介させて頂きます。受け入れた方には丁寧な治療を行います。
足関節骨折
術前
術後
上腕骨遠位端骨折
術前
術後
四肢の抗酸菌感染症
当院は感染症内科が熱心に診療されており、抗酸菌感染症の専門施設です。肺抗酸菌症の患者様が多いのですが、まれに四肢の抗酸菌感染症の患者様が来られ、その場合には整形外科と感染症内科が協力して治療を行います。
脊椎について
当院はまだ、脊椎手術をできる体制となっておりません。手術適応のある患者様は近隣の病院へ紹介致します。脊椎圧迫骨折で安静入院が必要な患者様は空床状況に応じて受け入れております。
脊椎圧迫骨折
矢印が骨折椎体
入院と転院について
当院は2023年5月に新築移転したばかりで、建物はきれいで設備が新しいです。
食事も美味しいようです(検食してそう感じております)。しかしながら、急性期病院であり、DPC方式を採用しておりますので、急性期を過ぎれば近隣の医療機関に転院して頂きます。全国の急性期病院に共通したやり方ですので、ご了承下さい。
外来リハビリができない事に関して
当院は入院患者様のリハビリは行っておりますが、外来でのリハビリが出来ない体制となっております。交通事故のむち打ちなどはリハビリが必要なことが多いため、近隣の医療機関を受診されることをお勧め致します。
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