腎臓内科

診療科の特色

  • 慢性腎臓病 (CKD)の原因には、透析導入の最も多い糖尿病、高齢者に多い腎硬化症、腎炎や遺伝性腎疾患、薬剤による腎障害、悪性腫瘍・膠原病・感染症に関連し二次的に発生した腎障害など、多岐にわたります。
    何が原因なのかを可能な限り診断し、特に腎炎やネフローゼ症候群では必要に応じて腎生検を行い、患者さんにとって最適な治療を行うことを心がけています。
  • CKDが早期であれば、原因に対して治癒を目標に治療を行います。
  • CKDが進行していれば、24時間蓄尿検査に基づいた適切な食事療法の指導や投薬を行い、患者さんの慢性腎臓病のさらなる進行を抑制します。
  • 末期腎不全となれば血液透析・腹膜透析などの腎代替療法の導入を安全にできるようにサポートを行います。当院では腎移植を行っていませんが、希望される場合は、他院と連携し腎移植を進めていきます。
  • 腎生検入院(3日間)、内シャント造設や腹膜透析カテーテル留置などの透析アクセス作成入院(3日間)、透析導入入院(約1~2週間程度)を行って参ります。地域医療連携室で予約を賜っております。
  • 指定難病の申請を行っています。