小児科

主な診療

アレルギー疾患

気管支喘息

喘息は普段から空気の通り道が種々刺激に敏感に反応する状態となっており、原因となるアレルギー物質(例えばダニ、猫、犬)やタバコの煙の暴露、感冒や運動などの刺激によって気管支が狭くなって、咳やぜん鳴(息を吐くときにヒューヒュー、ゼーゼーといった音がする)、呼吸困難を生じる病気です。治療は原因となるものを適切に除くことと、必要に応じた予防のための薬物治療が大きな柱となります。これらが適切に行えるようしっかりとお話しをうかがい、血液検査や呼吸機能検査などで病気の重さを判定します。薬物治療では主に吸入薬を用いますので、適切な吸入が出来るよう支援いたします。薬物治療は長期に必要とする場合もありますが、納得して、そして安全に継続頂けるよう支援しております

食物アレルギー

適切な診断が最も大切です。このために血液検査だけではなく、積極的に経口負荷テスト(実際に食べて症状が誘発されるかどうかを確認するテスト)実施しております。その結果で原因となる食物を除去するようにします。単に除去を指導するだけでなく、安全量を摂取することでより早期に除去を解除できるようにもっていくこと、除去食を行っても十分で偏りのない栄養摂取が出来ること、さらに不安や誤解から生じている過剰な除去対応を早期に整理することを支援しています。最近ではより早期からの食物摂取が食物アレルギーの発症を予防する可能性も示されており、予防的な観点からの指導も行っております。

その他の疾患

感染症

原因となる細菌やウイルスを把握することで、より適切な治療に結びつけることができます。当科では最新の迅速診断を駆使し、例えばウイルス感染であれば抗菌薬の使用は控えるなどより適切な治療となるよう心がけております。

川崎病

診療ガイドラインに則った診療を行います。もちろん積極的に心臓超音波検査を実施します。

熱性痙攣

痙攣はご家族をとても不安にさせますね。治療としては速やかに痙攣を治めることを第一に考えて対応します。

主要検査

アレルギー疾患の検査

血液検査や皮膚テストで病気が悪くなる原因となるもの(抗原)を検索します。

気管支喘息の検査

  • 呼吸機能検査
    気道の状態を知るために行います。もし喘息性の変化が認められれば、気管支拡張薬を吸入し、どの程度改善するかをみることもあります。
    呼吸機能検査の一種で気道抵抗を測定する場合もあります。
  • 呼気中一酸化窒素濃度
    喘息がどの程度活発な状態にあるかを見る検査です。
  • 運動誘発検査
    運動をすることで喘息が誘発されるかどうかを調べる検査です。事前に心電図検査を実施します。

食物アレルギーの検査

  • 食物経口負荷テスト
    読んで字の如く食べることで症状が誘発されるかどうかをみる検査です。疑いのある食物を食べますので、誘発される可能性がある症状への備えを行って実施します。
  • 皮膚テスト
    プリックテストという検査を行うことが多いです。皮膚において検査する食物がアレルギー反応を生じるかどうかを直接的に見ることができます。特に果物などの診断に有用です。

その他

一般小児科で実施される各種X線検査、CT検査、MRI検査、超音波検査(エコー検査)、心電図検査などが可能です。